千尋岩(ハートロック)

おはようございます!


父島は若干曇り空です
今日はハートロック往復しまーす!



9:00am ガイドの邦さんと小港駐車場で合流。宿から歩いて3分です。

元東京都自然保護員として母島で働いていた経歴のある同僚の紹介。
ガイドといっても色々で、よりよいインタープリテーションが可能な人と一緒じゃないと研修にならないからね。
四季風のわがままを聞いていただいて指名させてもらいました。


今日の行程や時間配分など概要を解説いただいて…
みんなでストレッチ!!
個人の身体の柔らかさに合わせて別メニューも!




こちらの登山道入口にも設置されていました



山に入る前に皆で手を合わせて一礼…



触ったり、舐めて味を確認したり…



種類の違う植物が枝に生えてます




歩いている場所の目の前にも別の山(崖絶壁)があります



メェ〜!?って野ヤギ発見!
植物を喰い尽くすため、可及的捕獲が望まれるが難しい面もあるようです…



第二次世界大戦前、島民が強制疎開される以前はわらびや里芋などの畑が広がっていたとか…
散策路の一部にはわらび畑の跡地や自然に残った里芋の葉が生えています



躑躅山と千尋岩の分岐
この近くに救急道具BOXが森の中に設置されていました




固有種マルハチ



ガジュマル!!!



タコヅル
他の種は絞め殺されるそうです…
フジみたいだね



固有種 オガサワラビロウ
茎を触った感触が硬くてツルツルで扇蒲鉾のような形に特長がありました



マルハチ
この葉痕の形が名前の由来
一年で約4枚落葉するので、幹に残った葉痕の数を数えれば、大まかな樹齢が判明するということ!



森の奥で見つけた車の残骸
戦争以前はここに道があり人が住んでいた
この残骸は軍用車なのか、強制疎開されたときにそのまま残ったものなのか…




旧日本軍が使用していた通信施設
四季風は中に入るのが若干嫌だったけど、手を合わせる気持ちで邦さんについていきました




ジャングリみたいな森の中をずっと歩いてきましたが…
突然目の前が開けました!



目的地ハートロックはもうすぐです!
あの先っちょ〜!
あと1時間くらいかかりそうだけど…



なんとー!
15分弱で到着〜!!



ハートロックはどこって?
崖の側面です




反対側の景色は扇浦から二見港の方面まで?
ずーーーーと見えました!




背景の崖下では、ザトウクジラの親子が20分間隔で海上に姿を現してくれました!
お昼ご飯を食べながら、邦さんと色んなお話をしながら、ずーーーっと観察できました!
ラッキー!



帰路にも車の残骸が…
よく見るとNISSANの文字


そして…ガジュマルの森へ!!


邦さんにいいように勧められるまま…
 


わっせ わっせ!



登ったどー!!



山の神様に手を合わせて…
無事にハートロックコース修了!



邦さんとパチッとな!
とにかく!見たことない植物ばっかりで!
邦さんのガイドとっても楽しかった!


さよなら〜!!


でもひとつ印象に残ったのは…

一年中暖かな気候で、一年の中で半年間同じ種の花が咲き続けるこの土地、この場所で…、
このような島を守って行く為に、初めて訪れる人にも10回訪れる人にも、いつ来ていただいても初めてのような新鮮な発見や驚き、気付き、また来たいと思ってもらえるように伝える。
伝える仕事を続けて行く上で、どのように自分のモチベーションを保っていくのか、常に考えているということ。


那須は四季があるもの。
春に芽吹き、花が咲き、生きものたちには恋の季節がやってくる。夏には深緑の森となり、植物は子孫を残すために青い小さな実をつける。秋には赤や黄色に紅葉し、種は飛散し、落果する。冬には殆どの樹木は落葉し、落ち葉の絨毯の上に雪が積もるのだ。


父島の環境
那須の環境
それぞれだけれど、そこにしかないものを大切に守っていくために伝える人がいる
みんな、そこにある環境に折り合いをつけて生活している
ということ。



深いな〜〜。
おなかがすいたじょ!


今日の晩ご飯♡…



赤むつの昆布〆めかぶスープ
尾長鯛ときのこの土瓶蒸し



目かじきの網焼き島レモンソース


他にもいろいろ〜!
ごちそうさまでした!!