不合格


二次面接試験の結果報告です。
不合格でした。
評価をいただきましたが、納得しています。


聴覚障害者問題の理解など勉強不足。
話しているうちに足が開くとか、行動や態度や話し方が友人同士のようで雑さがあり緊張感が足りない。
自分を表現し過ぎて聴覚障害者の尊重に欠ける。
通訳者は己を出さずに相手になりきる訓練を。
思い返せば「手話通訳者」として面接してなかったなと思います。「手話を今まで続けてきた人」のような…?

なんか、一次試験を合格して、周囲がすごく喜んでくれて(それはもうドンチャン騒ぎの勢いで)、凄く期待していてくれたんだなあ…と思うと、今まで指導してくれた方々に申し訳ないな…、と思う反面、今、不合格でほっとしている自分もいます。


一次試験を合格した段階で、“まずいな”と思っていました。家族とも話し合いもしました。このまま通訳者になってしまう危険性を…。。。手話の技術不足、聴覚障害者の理解不足は自分が一番よくわかっています。
応援し続けてくれた仲間の皆さんには、本当に申し訳ないのですが、不合格という結果で、本当にこれで良かったと思うのです。
改めなくてはいけない事も分かった(本当は分かっているのに、今までそれらを笑って誤魔化してきた部分がある)ので、本気になって振り返る良い機会を与えられたと思うのです。
面接官の評価でない限り、核心ををぐっさり突く厳しい言葉は誰も言ってはくれません。
厳しいことを言ってくれる人は本当はありがたい存在なんですよね…。
それを“だって…”“でも…”と何かしら言い訳してきたつけが帰ってきているのですね。


たった一年で、私の性格や態度が変わる自信はありません。
面接の時だけ演じきれれば良いという問題でもないですね。
一年後の二次試験をどういう態度で挑むべきか…悩みます。