障害者スポーツ大会

shikicaze2008-09-28



障害者スポーツ大会の手話通訳を実践しました。
手話通訳実践を最低3カ所終了しなければならなくて、今回の「障害者スポーツ大会」通訳は全員必須でした。
わたしは以前に、会議通訳と式典通訳の実践を終了していたので、統一試験までこれが最後の課題です。


通訳の配属は、開会式時の客席への通訳、午前中はふれあい広場、午後は砲丸投げ、閉会式時の客席への通訳です。
広い陸上競技場に響き渡るアナウンスの声は、二重に響いてしまって聞き取りにくく、表現通訳はとても困難でした。
ふれあい広場では、聴覚障害者の方と一緒に輪投げやフリスビー、ストラックアウト、車椅子体験などをスタンプラリーしながら体験しました。ゆで卵、カットフルーツ、ポップコーン、缶ジュース、わたあめ、金魚すくいや水風船つりなどが無料でいただけます。
砲丸投げ競技場での通訳は、難聴者の方、手話の分からない年配の方、指文字中心の方など選手の個性がまちまちで大変でした。特に指文字は使い慣れないので大変でした。通訳者の方に色々指導していただいて、とても勉強になりました。
聞く力、記憶する力、難しい言葉の置き換え、豊富な手話表現の数、表現する手話の選択、相手にとって分かりやすい表現方法など、すごく考えさせられました。


トラックを何週走っているのか数えられずにゴールしても走り続ける知的障害の選手、車椅子のリレー選手、盲目のためにサーポーターと一緒に走る選手…。一生懸命なその姿に拍手と声援をおくらずにいられませんでした。
大変だったけど、こんなに沢山の福祉ボランティアの方々が集まって、身体・知的・視力・聴覚、それぞれの障害をもった方をあたたかく応援し、サポートする姿に感動しました。


汚い日本。まだまだ捨てたもんじゃないかもです。みんな!かっこよく素敵に生きよう!


   
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