栃木県障害者スポーツ大会

第９回栃木県障害者スポーツ大会が総合陸上競技場で行われました。
わたしは通訳で参加しましたが、障害区分が多種にわたる方々が一堂に集まるこういう大きな大会に参加出来て本当によかったなあ〜と感じました。

障害者スポーツ大会は、実習生時代に一度だけボランティアした経験がありますが、なんて言うか、それぞれ頑張ってるのが見えて、ちょっと感動しちゃったりなんかして。
会場では、本当に久しぶりに会えた知人、友人に再会できました。
それこそ、通訳の実習生時代に一緒に資格取得を目指した仲間とか、前職の同僚で震災後は音信不通になった仲間とか、本当にたくさん。
その中には、家族の事情があって目標を諦めなければならない人、会えなかった時間にそれぞれの思いがあったりしたことと思います。
わたしたちは〝南極で再会した高倉健と樺太犬〟のように喜び合ってしまいました。（例えが古すぎか…。）

地元の那須特別支援学校の子どもたちも本当に素晴らしい！
一生懸命に仲間を励まし、声を掛け合って応援したり、気遣ったり。礼儀も正しくて、とても障害をもっているように見えない、見ていて清々しかったです。
わたしたち健常者のほうが心が濁っているんじゃないか？って思い振り返ったりね。

あとね、もう一つ感動しちゃったのが、駐車場。
閉会すると一斉に帰宅するでしょ。わたし、駐車場から主幹道に出るまで３回合流し、３回右折をしなくてはならなくて（その間距離にして100m）〝きっと国道に出るのに１時間くらいかかるんだろうなあ…〟と半ば諦めていたのですが、まあ！と驚いたのが〝譲り合い〟。一台ずつ交互に合流できて、15分程度で主幹道に出ることができました。

頑張っている人もそうですけど、倫理、道徳を心に持ってる人って、この国にもまだまだ残ってるんだ〜。と感動してしまいました。
みんなの頑張る姿を観て、わたしもまた頑張ろう〜！！って元気をいただいた一日でした。

再会出来た皆さん、会場にいるのは分かっているけど会えなかった皆さん、どちらにしてもみんなの存在を感じることが出来ました。本当にどうもありがとう〜〜！

　　

四季風の障害者スポーツ大会2008年の日記
http://d.hatena.ne.jp/shikicaze/20080928