無常ということ

shikicaze2011-01-19



知人のおじ樣方が主催するアカデミーに参加してきました。
『無常ということ〜謡曲芭蕉の無常観を読む〜』


…友よ、この肉体はいかにも無常であり、いかにも堅くなく、たよりにならず、弱々しく、からっぽで、破滅するものであり、短命であり、苦であり、多病であり、変化する性質のものである。
…この肉体は煩悩の愛欲からなり、陽炎のようなものである。この肉体は中核がなく、芭蕉の幹のようなものである。


何故に生まれてくるのかわからなくなります。
何故、生きなくてはならないのか。
こんなに苦しい世の中なのに。
何故、人は子を産むのか。
何故?この肉体は無常であるのに。
生きるって何なのか。
こんな事を世に発信してしまって良いのか?
私の遺伝子は私で終りにしたい。


いかにも。


夢幻能の謡をはじめて聞きました。舞も見てみたいです。