栗の渋皮煮ラム酒漬

[ご飯とお菓子]*栗の渋皮煮ラム酒


栗の季節です。毎年恒例の「渋皮煮」を今年も作りました。
なんか渋皮煮は手間がかかるから、なんとか短時間で出来ないかと毎年試行錯誤しています。
栗の種類にもよるのでしょうが、固くなって失敗してしまう人もいるようですし…。


【栗の渋皮煮ラム酒漬】
栗:鬼皮付2キロ/上白糖:500g/ラム酒:100ml/重曹:適量
※砂糖とお酒は好みで量を加減してください。



〈下準備〉
①渋皮煮をつくる前夜に、栗を鬼皮つきのまま熱湯に浸しておきます。
こうすると鬼皮が剥きやすくなります。


〈鬼皮剥きと灰汁抜き〉
①昨晩浸しておいた栗の鬼皮を丁寧に剥きます。中身を傷つけると煮崩れの原因になります。

②寸胴にお湯を沸かし、重曹を適量入れて渋皮のついたままの栗を煮て灰汁抜きします。
③黒い灰汁が出ます。

④③を捨てて、渋みが残らないようにもう一度灰汁抜きします。
⑤食べてみます。渋みがなく、柔らかく煮えた状態にします。
⑥灰汁の出た煮汁は捨てます。


〈渋皮煮ラム酒漬〉
①寸胴に水と砂糖をあわせてシロップをつくり、一度沸騰させます。
②栗を加えて煮込みます。このとき極弱火で沸騰させないように。
 ※ここで栗が固くなりやすいので注意します。
③おとしぶたをして30〜40分ゆっくり煮ます。かき混ぜたりしないように。

ラム酒を半量だけ入れて火を止めます。シロップが栗にしみ込んでいきます。
⑤寸胴の中身がさめた頃に、もう一度火を入れます。
⑥③を繰り返します。

⑦残りのラム酒を入れて出来上がりです。


〈ビン詰め〉
ビンに詰めて保存する場合は、必ず熱湯で煮沸消毒しましょう。
水滴がついてないか確認してから詰めましょう。


鬼皮を剥くのに1時間30分もかかってしまいました。(包丁で剥いているから)
栗剥きハサミのある方はそちらを使った方が早いです。傷つけないようにね。