死にたくなったら


生きると死ぬって紙一重だといつも思っている。
そんなことを考えだすと限りが無い。
終いには生まれてきたことの意味まで問いたくなってしまう。


自分の考えや行動には枠があり、必ずその外側が存在する。
その外側とどう折り合いをつけていくか、考えただけでいちいち自己嫌悪に陥る。


明日は仕事休みだし、携帯電話を捨てて森林浴でもしに行こうか。
死にたくなったら、自分をとりまく環境から脱出しよう。
ぜーんぶ、捨てちゃえばいい。
だって、別に必要なものなんて無いし。
新しいなにか違うことが見つかるかもしれないし。


わたしに必要なものは何も無い。
わたしを必要とするものも何も無い。
無ければ無いで代りがいるし、3日も過ぎれば全部元通りに戻るのさ。


明日は仕事休みだし、携帯電話は拾わずに森林浴にでも出かけよう。
まだ22時だけど、薬の副作用でお迎えがきたよ。
おやすみ。