塩原大沼周辺の両生類


塩原大沼周辺の生態系を観察してきました。
標高960mの大沼周辺の湿地は減少しているようです。乾燥化が進んで、湿地部分が減少してレンゲツツジが花を咲かせていました。エゾハルゼミがシャワシャワと鳴いていました。
大沼はワタスゲ、ミツガシワが確認でき、尾瀬よりコンパクトなのに多様な植物がみられるようです。



四季風の好きなシダ類も多く、緑が本当に美しい。


ヨシ沼の塞き下の沢ではタゴガエル、ヤマアカガエルの声が聞こえました。


赤沼を囲む樹木の葉には、モリアオガエルの卵が数多く産みつけられていて、しんと静まり返った沼は異空間でした…。

両生類はどちらかというと苦手ですが…、絶滅させてはならない大切な生き物たちですから、可能な限りこの豊かな生態系を維持することが必要だと感じています。

そのために私たちが出来る事は何なのか、思いを巡らせてみるのも良いかもしれません。